<知財コラム>
【第12回】商品開発とブランドネーミング(タイヤの例)
新しい商品を開発する場合(開発できた場合)、新しい商品の名前をどうするか悩まれると思います。
ブリヂストンの代表的なタイヤブランドに「ポテンザ」「レグノ」「ブリザック」があります。
「ポテンザ」は、1986年にポルシェの標準タイヤに初めて採用されたことで、ブリヂストンが高性能タイヤメーカーと
して海外(特に欧州)で知名度を獲得するきっかけを作ったと言われ、名前の由来はイタリア語で力強さを意味する
ポテンツァ(POTENZA)からとったと言われています。ポテンシャルが高そうな印象も受けるのではないでしょうか。
ちなみに日本での高性能タイヤの先駆けは横浜タイヤの「アドバン」で、「ポテンザ」より1年早い1978年に発売されています。
横浜タイヤは洗練された都会のイメージがありますね。
「レグノ」は高級タイヤの代名詞で、ラテン語で王者(REGNO)を意味します。近年は性能のバランスがすすみ、「ポテンザ」と
「レグノ」の両ブランドの差別化がだんだん難しくなってきているように思います。
「ブリザック」はスタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)の代表的な銘柄で、名前の由来は公表されていませんが、国内でのブランド
認知度は抜群です。「ブリザック」の名前からは、吹雪(BLIZZARD)に負けず走れるタイヤ、氷雪路をザクザク噛んで進める
タイヤをイメージさせ、会社の頭文字とも共通するため、機能を訴求する商品の名前として最上の部類に入るのではないで
しょうか。
皆様の会社が開発された商品の名前はどのような由来があって、どのような狙い、思いが込められているでしょうか。
※「POTENZA」「REGNO」「BLIZZAK」はブリヂストンの登録商標です。
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